

不倫問題専門カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫後、離婚はせず、夫婦としてやり直す方向で一致した。
しかし、夫の態度・行動からは、やり直す意志が十分感じられない・・・そんな夫に対して、「夫は本当にやり直す気があるのだろうか?」と、不満や疑問を感じることもあるでしょう。
妻から見てやり直しの意志を感じないからといって、夫にやり直しの意志がないとは限りません。
やり直しの意志はあるけど、具体的にどうすれば良いか分からない・・といった状態にあることも考えられます。
夫にとっても、初めての不倫であれば、そこから妻とやり直すのも初めてということになります。
不倫は事の重大性が違うため、普通の夫婦ゲンカと同じやり方では上手くいくはずがありません。
そのため、妻とやり直したい気持ちは本物でも、「具体的に何をどうすれば良いか分からない」といった状態に陥ることはあります。
夫の中には、「家事や育児を率先して手伝う」「妻を外食や旅行に連れ出す」など、夫なりの方法でやり直しの意志を示す人もいます。
ただ、それは往々にして妻のして欲しいこととは食い違い、「(私がして欲しいのは)それじゃない!」ともどかしい気持ちになる妻もいます。
夫がそうした状態にあるなら、「妻から助け舟を出してあげる=具体的にどうして欲しいか伝える」のも一つの方法です。
男性は具体的な役割を与えてあげた方がイキイキと動けるものです。
夫がその役割を果たしてくれることで、妻も夫のやり直しの意志を感じられるようになるでしょう。
不倫後のやり直しにおける夫の役割については、電子書籍「不倫後、それでも妻に選ばれる夫になる」――手遅れになる前の48のこと、も参考にしてください。
▶「不倫後、それでも妻に選ばれる夫になる」――手遅れになる前の48のことの詳細はこちら
「具体的にどうするかは自分で考えるべきだ」「妻が教えては意味がない」というのも、それはそれで一つの考えです。
その考え方に立ち、夫の自発的な行動を待つのも良いでしょう。
もし、待つことにストレスを感じるようなら、自分から夫に助け舟を出すことを検討してみましょう。
確かに、夫が自発的に考えて行動してくれるのがベストかも知れません。
しかし、まず夫に行動するきっかけ・ヒントを与えてあげれば、その後は夫も徐々に自分で考えて行動してくれるようになるものです。
夫に不倫をされた妻は、夫から傷つけられた分、埋め合わせをして欲しいと願うものです。
それゆえ、夫に最初から100点満点を求めたくなるお気持ちはよく分かります。
ただ、最初は60点(妻に言われたことをやる)でも、その後成長して100点に近づいてくれたら良いと思うと、夫への不満もいくらか和らぐはずです。
夫にして欲しいことを伝えても、夫が応えてくれないこともあるでしょう。
夫の精神状態や性格、仕事環境によっては、妻の要望に十分応えるのが難しいこともあります。
その場合は、要望のハードルを下げてあげたり、夫の精神状態が回復するのを待つことも必要です。
夫なりに一生懸命努力をして70点の対応ができるようになったのなら、「夫にしてはよくやっている」と認めてあげることも時には必要ではないでしょうか(※認める気持ちになれないときはムリをする必要はありません)
もし、夫が妻の要望に「応える気がない」のであれば、「夫の望むやり直し」と「妻の望むやり直し」が、根本的に食い違っている可能性があります。
例えば、夫は「やり直すなら不倫のことを蒸し返さないで欲しい」と望んでいる。
一方、妻は「不倫を思い出して辛いときは辛いと言いたい。自分の気持ちにフタをしてまでやり直したくはない」と望んでいる場合などです。
このような場合は、お互いが望むやり直しの形について、今一度話し合ってみる必要があるでしょう。
夫が不倫後のやり直しに非協力的なときの対処法については、note記事「夫が不倫後のやり直しに非協力的なとき、どうすれば協力的になってもらえる?」も参考にしてみてください。
▶ note記事「夫が不倫後のやり直しに非協力的なとき、どうすれば協力的になってもらえる?」
再構築の道のりは決して簡単ではありません。それでも、一歩一歩着実に進んでいきましょう。